厚労省が具体的な事故防止対策を公表決定することになりましたが、皆さんはインフルエンザについてどんな対策をしていますか?
また、インフルエンザを発症した際にどんな異常行動を起こすか、原因や対処法はあるのか、、、
インフルエンザ感染予防
この時期になるとインフルエンザを発症する人が増えてきますが、その予防はどうしたら良いのでしょうか?
感染には、飛沫感染と接触感染が考えられますがどのような事か説明します。
飛沫感染とは
飛沫感染は、人が咳やくしゃみをした際にウイルスが空気中を舞って他の人口や鼻から吸い込んで感染することです。
飛沫感染の対策は、咳やくしゃみをする時に口や鼻を手でふさぐようにしウイルスが飛び散らないようにする事、またその手はすぐに洗い流しましょう。
マスクをすることが効果的でインフルエンザに感染したくない人は、マスク装着を心がけウイルスを体内に入れないように!
接触感染とは
接触感染は、人の手から他の人の手へウイルスが移っていくことです。
詳しく言うと、手にウイルスがついた人が電車のつり革やドアノブを触るとそこにウイルスが移り、そして他の人がウイルスのついた電車のつり革やドアノブを触るとその人の手にウイルスが移ってしまい、その手で食べ物を食べたり口や目を触るとウイルスに感染します。
接触感染の予防は、石鹸をつけて手を洗う事で解消されますが、石鹸がない場合は1分以上水で流したままにする事で解消されますので、実行しましょう!
予防接種とは
医療機関によるインフルエンザワクチンの予防接種は、病原体を体内にいれることで抗体をつくるため、予防接種後には副反応が現れる場合があります。
ただ、予防接種をしてもインフルエンザ感染を100%防げる訳ではないので、日頃からも予防対策をしていきましょう!
インフルエンザの異常行動
以前、タミフルを服用後に異常行動による死亡事故が起きたと言うニュースがありましたが、厚生労働省では、「抗インフルエンザ薬の種類や使用の有無と異常行動には特定の因果関係がない」としています。
だが、インフルエンザを発症したら次のような異常行動が起きることがあるので注意をして下さい。
・突然立ち上がって部屋から出ようとする
・興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからないことを言う
・興奮して窓を開けてベランダに出ようとする
・自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
・人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
・突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする厚生労働省・資料1より引用
異常行動が起こる原因とは
インフルエンザによる異常行動については、未だ解明できていません。
タミフルが原因とされているようですが、他の抗インフルエンザ薬でもタミフルと同じような異常行動が起こっているようです。
したがって、異常行動とインフルエンザ薬との関連性は不明で、インフルエンザに感染していることだけで異常行動をするとの報告が厚生労働省よりされています。
インフルエンザによる異常行動の特徴としては発熱後1日目、2日目に発生し、未成年の男子に多く、朝起きてからすぐに発生しやすいとされている。
未成年のお子さんがいるご家庭は、発熱後2日間は異常行動が起きる可能性が高いので特に注意をして下さい。
ごく少数だが、大人でもインフルエンザによる異常行動があるそうです。
異常行動の対処法はあるか?
異常行動が発生しても安心できる措置をする必要がある。
未成年のお子さんが異常行動における大半を占めているので、自宅療養している保護者の方は、次のようなことを心がけましょう。
・最低2日は子供が一人きりにならないようにすること
・子供の寝室が2階以上の場合、ベランダなどに簡単に出れないように戸締りに気をつける
・走り回った際に怪我をする可能性のあるものを近くにおかない
・一人で家の外に出ないよう注意する
・家の中に階段がある場合、登らないよう措置をするミナカラより引用
まとめ
このようにインフルエンザによる異常行動は、タミフルなどの抗インフルエンザ薬との因果関係がないことがわかりました。
インフルエンザを発症しただけでも異常行動が起きる可能性があります。
これからの季節はインフルエンザが流行しますので、手洗いやうがいをしてインフルエンザの感染を防ぎましょう!